ローコストで高断熱・高気密住宅を実現するには!?


充填断熱工法を取り入れる

ローコストで高い省エネ効果を狙う、価値ある家造りをするのなら、充填断熱工法を取り入れて高断熱住宅にするといいでしょう。充填断熱工法は、在来工法の木造住宅では、よく採用されている工法です。日本の断熱工法は、そもそもが柱や梁などで構成される在来工法を前提として独自の発展を遂げてきたので安心して取り入れることができますよ。この充填断熱工法は、室内側に防湿気密シートや先張りシート、気密パッキンなどで防湿・気密層を設けて、軸間にグラスウールやロックウールなどの断熱材を充填し、外側に透湿防水シートなどで通気層を設けるのが標準的なやり方です。

どうしてローコストなのか

充填断熱工法では、在来工法により最初からある壁の隙間をうまく利用して断熱材を充填するため、支持材で断熱材のスペースをわざわざ確保する必要がないぶん、ローコストに抑えることができるんですよ。また、軸間に充填する断熱材、グラスウールやロックウールは断熱材の中でも安価な製品となっています。加えて、壁の中に充填する、吹き込むというのは、特別工法ではなく、別途施工費用がかからないため、コストを抑えることができるでしょう。

ただし、充填断熱に分類されるセルロースファイバーを使用する場合は、専門業者が施工するため、主に使用されている高性能グラスウールのおよそ2倍程度のコストがかかります。どちらがいいのかは、よく考えて選択しましょう。また、外張り断熱よりもローコストに抑えることができますが、屋根、壁、家の基礎部分というように部位によって、工法をかえ組み合わせることも可能なので、施工前にしっかりと話し合うことが大事ですよ。

二世帯住宅を建てる際には親世帯、子世帯が不満なく住めるようなるべく希望を取り入れるよう工夫をしましょう。